2025-01

再エネ

FITとFIPの違いについて

FITとFIPは共に再生可能エネルギーの普及を促進するために導入された制度ですが、何がどのように違うのでしょうか。FITは「固定価格買取(FIT)制度」であり、2012年に導入されました。この制度により、電力会社は再エネ設備から発電された電...
新エネルギー

コモンウェルス・フュージョン・システムズの特徴

核融合スタートアップで最も資金を集めているのがコモンウェルス・フュージョン・システムズ(Commonwealth Fusion Systems)で、これまでに20億ドル(3000億円)集めています。同社は同社はマサチューセッツ工科大学(MI...
化石燃料

中国の石炭火力に関する状況

中国の石炭消費量は圧倒的です。以下の表に中国の石炭消費量と世界の消費量に占めるシェアを示します。2023年までが速報値、2024年は評価値、2025-2027年は見通しです。世界における石炭需給の状況(エネルギー情報サイト 2025年1月1...
再エネ

日本国内発電量における再エネのシェア

日本国内の発電量において再生可能エネルギー(水力、太陽光、風力、地熱、バイオマス)が占める割合を調べました。令和5年度(2023年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(速報)(経産省 2024年11月22日)Table 1 再エネの発電...
原子力

革新軽水炉SRZ-1200の概要

三菱重工が開発している革新軽水炉SRZ-1200の開発はかなり進んでおり、電力会社も開発に前向きのようです。三菱重工と電力4社が革新PWR共同開発(電気新聞 2022年10月3日) 三菱重工業は29日、120万キロワット級の革新軽水炉を、P...
政策・制度

エネルギー基本計画で示された電源構成の変遷

エネルギー基本計画とは国の中長期的なエネルギー政策の方向性を示す計画です。2002年に成立したエネルギー政策基本法に基づき、おおむね3年ごとに見直されています。経済産業省が有識者を集めた総合資源エネルギー調査会の中で議論され策定されます。第...
新エネルギー

世界における核融合スタートアップの状況

ITERに代表される核融合開発が注目を集めており、様々な核融合の実現を目指すスタートアップが生まれています。投資マネーを集めている有望な各スタートアップの現在の状況を調べてみました。夢の核融合 調達100億円超スタートアップは14社(日本経...
化石燃料

世界における石炭需給の状況

石炭は現時点で世界の貴重なエネルギー供給源ですが、地球温暖化の要因となる二酸化炭素を化石に燃料の中で最も排出しています。国連環境計画(UNEP)のレポートでは、2019年時点で化石燃料から排出される二酸化炭素の40%が石炭由来と評価されてい...